
|
時刻表にリンクさせるために、バスの写真を撮る必要があったことは既に述べたが、撮り始めたら、ゲームのような感覚で、未撮影の車両が1台1台確実に減っていくのは快感でさえある。
とくに、なかなか巡り合えない車両を撮る時には、緊張してシャッターを押す指に思わず力が入る。
毎日カメラを持ち歩き、デジタルだから、枚数を気にせずどんどん撮れば、1日に100枚程度はすぐに撮影してしまう。
画像データをパソコンに取り込んで、ファイル名を整理しやすいように入れ替える作業をし、1枚1枚それまでの写真と比較対照し、写りがよければ更新する。変化があれば履歴コーナーに写真を追加する。写真枚数が増えれば、枚数カウントの統計もいじる必要があるので、表計算も入力しなおす。
この一連の作業は、寝る前の数時間に行っているが、だいたいそれだけで夜中の1時を過ぎてしまう。
無論、時間配分を考えて、他のコーナーにも時間を振り向ければいいだけのことかもしれない。
しかし、新車や、塗色変更の画像は、一刻も早く公開したいという思いがあり、撮ってきた写真は明日に備えてすぐにでも整理してしまいたい。
なにより、この作業はシステム化されていて、何も考えなくても自然に進めることができる。
結果、写真館ばかりが充実してしまうことになる。
写真、すなわち車両を扱うのが楽なことは今述べたとおり。さらに、車両の情報を充実させるとカウンターが確実に進む。反響も大きい。やりがいがあるのだ。
どこのファンサイトも、バスの車両、写真を取り扱う事例が多いのは、だいたい同様の事情だろうと思う。似たような内容になってしまうのは、仕方ない面がある。
が、年に数回、この現実に違和感を覚える時がある。このままでいいのか? と自問自答する。なにより、バスの撮影が「業務」になってしまって、写真は撮るがバスをゆっくり見ていないという、本末転倒な事態にまで陥った。
そうして、別のコーナーにも少しずつ力を入れていくことになった。
それでもやはり、暇があればバスにカメラを向けている自分がいる。半ば習慣化している。
そうすれば、やはり写真整理の歯車にのって、いつもの写真館更新が進む現実が待っている。
写真館ばかりが充実する悩み。バスの写真を撮る回数を減らすか、アシスタントを雇う以外に、解決する手段は無さそうである。

いつも車庫の後ろの方に停まっていて、なかなかうまく撮れなかったバスが実車で空港にやってきた。偶然に感謝しつつ、なにはさておきまずは写真を撮りに行ってしまう。 |
|
※巡り合えない車両
毎日撮影していても、一向に巡り会うことのない車両が何台か残ってしまう。調子が悪くて修理待ちになっていたり、特定の路線に固定で運用されていたりする場合だ。それから、不思議なことに撮影に失敗する車は、いつも同じように失敗してしまう。へんに力むせいなのだろうと思うが、鹿児島交通の「動物園バス」にはだいぶ泣かされた。
※寝る前の数時間
自宅のPCに座るのは、だいたい夜の9時頃。睡眠時間をギリギリまで切り詰めたとして、深夜1時までが更新タイムである。賞味だいたい4時間。写真管理であっという間に過ぎてしまう。
※撮る回数を減らす
実際に、冬場は日照時間が少ないため、夕方の撮影ができない分、撮影枚数は少なくなる。ちょうど冬至の今の時期、コラムを書くにはもってこいというわけだ。 |